岡山で注文住宅を建てるなら、メンテナンス費用も「生涯コスト」に入れて考えよう
はじめに|「建てた後のこと」まで考えていますか?
「家づくりって、何から考えればいいんだろう」
そんなふうに感じている方は少なくありません。特に岡山のような温暖な地域では、断熱性や耐震性には関心があっても、「メンテナンス」については後回しになりがちです。
でも実は、建てた後にかかる修繕費や維持費こそが、家計にじわじわと効いてくる“見えないコスト”。
この記事では、岡山の気候特性を踏まえながら、「生涯コストで損しない家づくり」には、メンテナンスの視点が欠かせない理由を解説します。
1|メンテナンス費用はどれくらい?部位別に見る生涯コスト

柱(構造材)|防腐・防蟻処理の違いで寿命が変わる
構造材は家の骨格。岡山のように湿度が高く、シロアリの被害が出やすい地域では、防腐・防蟻処理の有無が寿命に直結します。
たとえば、未処理の構造は20〜30年で劣化が進みやすく、部分的な交換が必要になることも。一方、防腐処理された構造材は、50年以上の耐久性が期待できるとされており、長期的には交換コストを抑えられます。
Q:防腐処理された構造材って高いの?
A:初期費用は1棟あたり10〜20万円程度上がることもありますが、将来的な修繕費を考えると十分に回収可能です。
外壁|塗り替え周期と素材の違い
外壁のメンテナンスは、見た目だけでなく防水性や断熱性にも関わります。
一般的な窯業系サイディングは10〜15年ごとに塗装が必要です。
一方、塗り壁や高耐久外壁材(例:無機系、樹脂系)は30年以上メンテナンス不要なケースもあり、初期費用は高くてもトータルでは安くなることがあります。
屋根|瓦と金属板の違いは「耐久年数」と「修繕頻度」
屋根材も、選び方で大きくコストが変わります。
金属板の屋根は25~40年で葺き替えが必要になります。
一方、瓦屋根は50年以上持つとされ、メンテナンス頻度が少ないのが特徴です。

岡山は台風の直撃は少ないものの、強風や飛来物による破損リスクはゼロではありません。耐風性の高い屋根材を選ぶことで、修繕リスクを減らすことができます。
床材|無垢フローリングは手入れ次第で長持ち
床材は毎日触れる部分だからこそ、耐久性とメンテナンス性のバランスが大切です。
合板フローリングは10〜15年で表面が剥がれやすくなりますが、
無垢フローリングは削って再生できるため、メンテナンス次第で30年以上使えることもあります。
Q:無垢材って手入れが大変?
A:定期的なワックスがけや乾拭きが必要ですが、慣れれば簡単です。自然素材ならではの経年変化も楽しめます
2|岡山の気候とメンテナンス|地域性が寿命を左右する
岡山県は「温暖で晴れが多い」と言われており、紫外線量が多く、梅雨時期の湿気も高い地域です。
このため、外壁や屋根の劣化が進みやすく、塗装の劣化やコーキングのひび割れが起きやすい傾向にあります。
まとめ|「建てた後の安心」まで含めて家づくりを考える

家づくりは「建てるまで」ではなく、「住み続けること」まで含めて考えるものです。
断熱性や耐震性と同じように、メンテナンス性も生涯コストに直結する判断軸です。
岡山の気候や生活スタイルに合った素材選びと、将来の修繕費を見越した設計が、
「後悔しない家づくり」につながります。
【参考文献】
- 日本産業規格の簡易閲覧「木材保存剤−性能基準及びその試験方法」 https://kikakurui.com/k1/K1571-2010-01.html
- 気象庁「岡山県の気候(平年値)」 https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php?prec_no=66&block_no=47768&year=&month=&day=&view=p1
この記事を読んで「メンテナンス」が大事と思った方へ。
岡山で後悔しない家づくりをするための視点は、メンテナンスだけではありません。
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