2024/07/22
【後編】図面がより面白くなる!住まいの図面に関する記号まとめ
住まい探しで図面を見る時に、どこを意識してチェックしていますか?
間取りや部屋の大きさ、キッチンの配置、収納スペースなど、注目点はマイホームづくりを行う方により様々です。
そこで今回は、『覚えて得する!平面図に関する記号と見る際の注意点』を解説します!
平面図とは?
平面図とは、各階を一定の高さで見た水平断面図で、縮尺が記載されており、長さや広さが分かるように描かれている図のことです。
間取り図よりもはるかに細かい家の情報がたくさんの記号を使って示されているので、普段見慣れない方は暗号のように感じるかもしれません。
しかし、基本的な知識があれば、住まいづくりを進める上で必ず役立ちますので、最後までお付き合いください…!
平面図に出てくる記号
平面図には、間取り図で出てきた建具に関する記号に加えて、照明や電気設備に関する記号が出てきます。
カテゴリー別に名称と意味、チェックポイントを解説します!
照明にまつわる記号
照明で着目すべきポイントは、位置とタイプです。
生活する上で、あるいは空間を演出する上で必要なタイプや位置を検討するとよいでしょう。
☑ チェックポイント
位置 | ・生活に支障ないか ・机や家具の位置に見合う配置になっているか |
タイプ | ・十分な明るさを得られるか ・スタイルが室内にマッチしているか |
電気設備にまつわる記号
スイッチやコンセントは、毎日の使い勝手に影響するため、位置や数をしっかり確認します。
また、どのようなコンセントが必要なのか、各部屋で使用する電気製品をあらかじめ想定しておきます。
☑ チェックポイント
位置 | ・使いやすい場所にあるか ・家電製品や家具などの配置に見合っているか ・ドアを開いた時に隠れないか |
数 | コンセントの数が十分であるか(タコ足配線を防ぐ) |
種類 | ・その部屋で使用する電気製品に合うコンセントか ・部屋がテレビやインターネットに対応しているか |
換気設備にまつわる記号
換気設備は、位置や高さをチェックしておくとよいでしょう。
☑ チェックポイント
位置 | 家具などの調度品に支障しないか |
高さ | 低い位置にあると家具などで塞ぐ可能性あり。 立面図や展開図で別途要確認 |